株式会社ジェーシービー
株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ
株式会社りそなホールディングス
損害保険ジャパン株式会社
凸版印刷株式会社
富士通株式会社
TBT Lab 株式会社
~デジタルツイン社会を目指してメタバースの産業利用を開始~
「ジャパン・メタバース経済圏」創出に向けた基本合意書の締結について
-ロールプレイングゲームの世界観を持つオープン・メタバース基盤を構築-
株式会社ジェーシービー、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ、株式会社りそなホールディングス、損害保険ジャパン株式会社、凸版印刷株式会社、富士通株式会社、三菱商事株式会社、TBT Lab 株式会社(以下、TBT Lab)は、TBT Lab グループのJP GAMES 株式会社(以下、JP GAMES)が開発したメタバース構築フレームワーク「PEGASUS WORLD KIT」(以下、PWK)を用いたBtoB オープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」の構築および「ジャパン・メタバース経済圏」※1 の創出に向けて基本合意書(以下、本合意書)を締結しました※2。
本合意は、ゲームクリエイターとしてグローバルに実績を持ち、JP GAMES のファウンダーでデジタル庁Web3.0 アドバイザーを務める田畑 端氏の「ゲームの力で日本をアップデートする」というコンセプトに基づき、ゲーミングテクノロジーを活用した産業DX※3 の取り組みに各社が賛同する形で成立しました。
※1ジャパン・メタバース経済圏:オープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」を活用した、異なるメタバースサービス間およびメタバース・プラットフォーム間の相互運用によって形成されるエコシステムのこと
※2契約締結日:2023年2月16日
※3産業DX:幅広い産業知見とDX 機能を活かし、産業・企業・コミュニティを繋ぎ、リアルとデジタルの融合による社会課題の解決を通じて、産業全体の発展を実現すること
※4TBT Lab を除く各社は、株式会社を含む五十音順で記載しています
企業や行政機関において仮想領域を活用したDX 需要が急速に高まる中、本合意書を締結した各社は、ゲーミフィケーション、FinTech、ICT など各々のテクノロジーやサービスを統合して、企業向けオープン・メタバース基盤「リュウグウコク(仮)」を構築します。本基盤では、プラットフォーム内メタバース同士の連携、更には異なるメタバース・プラットフォーム同士の相互運用を可能にし、新しい社会インフラとして国内企業の情報発信、マーケティング、働き方改革等の企業DX と消費者のEX(エクスペリエンス・トランスフォーメーション)を実現します。
「リュウグウコク(仮)」は、それ自体が独自のファンタジーな世界観を持つ、ゆるやかなオンライン異世界ロールプレイングゲーム(以下、RPG)の要素を取り込んだメタバース基盤です。
「リュウグウコク(仮)」に提供される各メタバースサービスやコンテンツは、それぞれが移動する「街」や「城」や「乗り物」となって世界を彷徨います。ユーザーは異世界を旅するRPGの感覚で、様々なコンテンツやサービスとの出会いを楽しむことが可能になります。
また、「リュウグウコク(仮)」は、日本を代表する大手金融機関・大手企業とTBT Lab グループの協業により、本人認証、各種決済、データ基盤、保険などを安心・安全に利用できるオープン、かつセキュアなメタバース基盤を実現します。更に、本基盤を国外の企業や行政機関に提供していくことで、「ジャパン・メタバース経済圏」をグローバルにも拡げていきます。
(1)
「AUTO LEARNING AVATAR」(ALA)
「リュウグウコク(仮)」では、アバターを介したデジタルツインとしてアバターの行動を自動学習し、ヘルスケアや趣味などのパーソナライズされた情報提供を行います。ユーザーは、アバターを通じて有益な情報を取得できることに加えて、各メタバース空間でパーソナル情報を活用した体験が可能になります。
(2)
「PEGASUS WORLD KIT」(PWK)
PWK は、「リュウグウコク(仮)」向けのメタバースサービスやゲームサービスの制作を行う、エンターテインメント性と体験性の構築に優れたツールです。ゲームイベントを作成できる「RPG エディター」、写真からメタバースを簡単に作れる「RIV Technology」など、ユーザーの拡張性に優れた機能を有しています。
(3)
「MULTI MAGIC PASSPORT」(MMP)
MMP は、ユーザーが「リュウグウコク(仮)」内のメタバースサービスを自由に行き来するための決済機能付き身分証明証です。MMP には、ID 認証・決済手段のほか、NFT・アイテム類・アバタースキン・アバター記憶など、ユーザーが仮想世界で過ごすために有益な情報を登録することができます。これらの情報は、現実世界の利便性向上にも活用されます。
初夏を目途に、メディア発表会を予定しております。今後、本構想にご賛同いただく企業を広く募り、ジャパン・メタバース経済圏を拡げていきます。
(1)
MMP/ID 認証領域での機能・ノウハウの提供、加盟店のデジタルツイン構築
商号株式会社ジェーシービー
代表者代表取締役会長 兼 執行役員社長 浜川 一郎
(2)
MMP/決済領域での機能・ノウハウの提供、メタバースコインの提供、地域DX 協業
商号株式会社みずほフィナンシャルグループ
代表者執行役社長 木原 正裕
(3)
ゲーミフィケーション推進、PWK 開発支援、クリエイターエコノミー構築
商号株式会社三井住友フィナンシャルグループ
代表者執行役社長グループCEO 太田 純
(4)
MMP 機能構築支援(認証/決済/データ等)、Web3型メタバース金融機能提供、海外展開支援
商号株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ
代表者代表執行役社長 亀澤 宏規
(5)
未来のライフスタイル、および次世代のID 認証・決済領域における共同研究
商号株式会社りそなホールディングス
代表者取締役代表執行役社長 南 昌宏
(6)
(7)
メタバースプラットフォーム「MiraVerse®」・アバター生成管理基盤「AVATECT®」相互運用、文化コンテンツ取扱いノウハウ・表現技術の提供
商号凸版印刷株式会社
代表者代表取締役社長 麿 秀晴
(8)
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(10)